小松島市議会 > 2019-06-19 >
令和元年総務常任委員会 本文 2019-06-19

  • "寄附額"(/)
ツイート シェア
  1. 小松島市議会 2019-06-19
    令和元年総務常任委員会 本文 2019-06-19


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2019年06月19日:令和元年総務常任委員会 本文                        [開会 午前 9時59分]  -委員長開会宣告から議案説明まで省略- ◎ 広田委員長  以上で議案の説明は終わりました。  これより,議案第47号,議案第48号及び議案第53号に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 佐野委員  議案第47号の日本工業規格日本産業規格に改めるということですけれども,何か工業では範囲が狭いから産業という名前にただ変えただけか,何かもしその工業規格産業規格に変えた意味がわかるのであれば,教えてください。 ◯ 泉総務課長  平成30年5月30日に交付されました不正競争防止法等の一部を改正する法律,この中で,工業標準化法というのが一部改正されております。先ほど議員の方からの御質問にもございましたけれども,近年,物だけではなく,サービス分野等においても規格が制定されるようになっているということで,工業規格だけでは,こういう言葉ではなくて,産業規格という言葉に改めたというようなことでございます。 ◎ 佐野委員  はい,わかりました。ありがとうございました。 ◎ 広田委員長  ほかに御質問ございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 広田委員長  質疑なしと認めます。  よって,質疑を終結します。  これより討論に入ります。  討論はございませんか。
                            (「なし」と言う者あり) ◎ 広田委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結します。  これより採決いたします。  議案第47号,小松島事務手数料条例の一部を改正する条例について,議案第48号,小松島火災予防条例の一部を改正する条例について,議案第53号,徳島県市町村総合事務組合規約の変更について,以上3件についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  議案第47号,議案第48号及び議案第53号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 広田委員長  異議なしと認めます。  よって,議案第47号,議案第48号及び議案第53号については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,陳情第4号,辺野古基地建設即時中止と,普天間基地沖縄県外・国外移転について,国民的議論により民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情陳情第5号,辺野古基地建設即時中止と,普天間基地沖縄県外・国外移転について,国民的議論により,民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情陳情第7号,米軍普天間飛行場辺野古移転を促進する意見書に関する陳情,以上陳情3件を一括議題といたします。  陳情第4号及び陳情第5号については,件名,趣旨及び陳情事項においてほぼ同一と言っても差し支えない内容となっており,陳情第7号については,陳情第4号及び陳情第5号と相反する願意の陳情でございますので,一括して審議するものであります。  陳情第4号,陳情第5号及び陳情第7号について,御意見等はございませんか。 ◎ 橋本委員  沖縄県の辺野古の新基地建設については,さきの沖縄県の知事選挙あるいは住民投票沖縄辺野古が反対であるという,沖縄県の意思が多数で表明されております。特に,国防上の問題があろうかということを言っておりますけど,私はそれぞれの県の意見というのは尊重されないかんと思っております。  そういうことで,この沖縄辺野古基地建設問題は,やはりこれを中止するべきじゃないかというのが私の意見でございます。 ◎ 広田委員長  ほかに御意見ございませんか。 ◎ 佐野委員  普天間基地の移転というのは,住宅密集地があるので,危険だからよそへ変わってくれという話から,移転問題から起こったことと聞いております。それで,その移転を沖縄県の中でするか,県外ですかね,そこへ行って代わってくれという意見もできてきました。  それで,私は,沖縄県は,地理的条件から国の防衛上重要な地位的な場所にあると私は思います。ただ,国の防衛政策とか外交政策で複雑で大きな問題であります。  また,沖縄地区皆さんには米兵の犯罪事件があるとか,米軍があるから基地としての経済が成り立ってるとか,政治,経済,社会事情沖縄県の中でも辺野古でいいというような賛成の意見もあります。いろんな政治,経済,社会事情が絡んでおって,沖縄県に住んでない,当地区に住んでいなければちょっとわからないことも物すごくありますので,軽々しく私の思いだけで判断はできないので,私はもうちょっと調査研究をしなければならないと思います。それで,私は継続で勉強させてください。 ◎ 広田委員長  ほかにございませんか。 ◎ 松下委員  事前に協議した中で,先ほど佐野委員さんも言われたようで,まだまだ結論を出す,幾ら地方自治体の中の一意見書と言えるとしても,皆さんももう少し勉強して,その中できっちりしたものを出した方がいいのでないかなと思います。  ですので,継続審査が好ましいかなと思います。 ◎ 広田委員長  ほかにございませんか。 ◎ 米崎委員  今いろいろ意見が出ておりますが,陳情第4号,陳情第5号といいますのは普天間の移転,また陳情7号に関しましては,辺野古への移転という中で,私もまだまだ勉強していない中で,ここで自分の意見で云々どうかというのは非常に難しいと自分自身は思っておりますので,今意見にあった継続という言葉が出ましたので,これは継続審査にしていただきたいなと思っております。 ◎ 広田委員長  ほかに。 ◎ 近藤委員  私は,先ほどもありましたが,請願,陳情,それが出ていることに関しましては,それに関しての思い,気持ちがあるということは確かであるとのことでありますから,それは,気持ちをくみとらせていただくという,一旦その気持ちを知らせていただくことの重要性は感じます。  しかしながら,米軍基地の維持というところの重要性,それも含め,意向,それに当たって,同じ国,日本という国の一部に住んでいるということで,当然ながら興味を持って,関心を持っていかなければならないということで,ニュース等でも一生懸命吸収もしております。中には,直接基地を確認に行ったりとか,そういうことでの個人差もあると思いますが,沖縄県での社会的な事情に関しては,詳細なことは詳しく勉強しきれているかというと,そうではないと言えると思います。反対の声が強く上がっているということも事実でありますし,賛成の声に対してもどこまでかというのをもう少しいろいろな社会事情も含め,たくさんのことを続けて勉強していく中で継続審査という方向性で進めていくのが望ましいのではないかというような個人的な気持ちを持っております。 ◎ 広田委員長  ほかに。 ◎ 佐藤委員  この陳情第4号,陳情第5号,陳情第7号に関しましてですが,先ほど佐野委員さんも少し触れられたのですけど,地政学上の問題で沖縄県外に移転というような話もちょっと出ておりますが,現実的に不可能だと思います。ただ,普天間がどうだ,辺野古がどうだというあたりは,住民とのどこで折り合いがつけられるかということじゃなかろうかと思います。現実問題といたしまして,日々尖閣諸島に中国船が侵入してくるのを自衛隊の方が必死になって防いでるというような状況でございますので,沖縄県以外の遠くの土地でそういった防衛ができるかといいますと,恐らく不可能だと思います。ですが,沖縄県民の方の感情など,実際受けてる被害を考えますと,非常にデリケートな問題を含んでおりますので,この段階で我々がこの趣旨に賛同するかしないかという結論を出すのは,まだ時期尚早かと思いますので,私も今回は結論を先送りした方がいいのでないかなというふうに考えております。 ◎ 広田委員長  ほかに。 ◎ 津川委員  私も,継続審査というお声が何件か今上がってるのですけど,基本的な大筋は同じでございます。今後も調査研究してまいりたいと思います。 ◎ 広田委員長  ほかに。 ◎ 井内委員  沖縄県の米軍基地というのは,各委員から御意見ございましたように,日本の国防上大事な問題でございます。普天間基地にかわる基地辺野古にということで現在反対,賛成いろいろ御意見ありますが,私個人の意見としては,基地は本当に日本の国防上大事な問題です。ただ,辺野古自然環境の破壊までして基地を新たにつくるかという問題については,また別問題でございますので,イエス,ノーはなかなか出てこないように思いますので,いろいろ勉強したい点もございますので,引き続き継続審査ということでお願いしたいと思います。 ◎ 広田委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 広田委員長  ないようでございますので,御意見等につきましてはこれで終結いたします。  先ほど継続審査という御意見がありました。まず,継続審査について採決いたします。  お諮りいたします。  陳情第4号,辺野古基地建設即時中止と,普天間基地沖縄県外・国外移転について,国民的議論により民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情陳情第5号,辺野古基地建設即時中止と,普天間基地沖縄県外・国外移転について,国民的議論により民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情陳情第7号,米軍普天間飛行場辺野古移転を促進する意見書に関する陳情,以上,陳情3件について,継続審査とすることに賛成の委員の挙手を求めます。                            [挙手多数] ◎ 広田委員長  挙手多数であります。  よって,陳情第4号,陳情第5号及び陳情第7号については,継続審査にすべきものと決しました。  次に,陳情第6号,日本政府に「核兵器禁止条約の調印・批准をすることを求める」意見書採択を求める陳情についてを議題といたします。  陳情第6号について,御意見等ございませんか。 ◎ 橋本委員  私は,この核兵器の禁止,これは世界の大きな流れになってきております。国際社会核兵器禁止条約というものが可決されまして,それを批准する国が今ふえてきておるわけでございます。特に日本は被爆した国でございます。ですから,被爆者の方々がとにかく核兵器は禁止していただきたいということで日々日常的に地道な活動を続けておりまして,この日本の被爆者の方々の活動が国際を動かしまして,先般核兵器禁止条約が可決されました。恐らく,これは批准する国がふえてくると思っております。  しかしながら,日本の政府はこの核兵器禁止条約を積極的に推し進めていこうではないかという態度ではないのですね。ですから,この核兵器禁止条約の可決には参加しておりません。そういうことで,とにかく日本が被爆の国でありながら,核兵器禁止条約の運動に消極的であるというふうに国際的に認められております。被爆者の方は,さらに今,国に対して,この禁止条約の締結に参加してもらいたいという運動を繰り広げておるわけでございます。  そういうことで,日本政府がこの核兵器禁止条約可決に向けての動きをしていただくよう私はお願いしたい。ですから,この意見書を可決していただければありがたいなと思っております。 ◎ 広田委員長  ほかにございませんか。 ◎ 松下委員  まず,こちらについても継続の方向がよろしいかなと思います。今全国の自治体など300ちょっとですかね,この意見書が提出されてるのを申し上げましたけど,300ちょっと出てまして,この批准国というところで,50カ国以上いると。今22カ国,それに発行してどうこうとあるのですけど,これも勉強不足な点は否めないのかなと思います。この中で単純にやったらどうこうというよりかは,もう少し委員会の中でもやっていって,継続審査してきちんとした答えを出した方がいいのでないのかなと思います。 ◎ 広田委員長  ほかにございませんか。 ◎ 佐野委員  核兵器廃絶に関しては,この趣旨,主のところは私も賛成は賛成なのですけれども,核兵器禁止条約というのが中身がどんなものか,よう読んどらんし,それを批准するとかせんことによって,どういう日本としての影響があるとか,そういうところもまだ私も勉強ができておりませんので,もうちょっと勉強させてください。だから,今回は継続でいいと思います。 ◎ 広田委員長  ほかに御意見ございませんか。 ◎ 米崎委員  私も佐野委員さんがおっしゃった,まさに核兵器に対しまして,非常に絶対にこれはいかんことだと思ってはおるのですが,中身をちょっとわかっていない部分がありまして,やはり自分の勉強不足だというふうに思っておりますので,ここで審理ということになるのであれば,できたら継続という声が出てるので,継続審査にしていただきたいなというふうに思っております。 ◎ 広田委員長  ほかにございませんか。 ◎ 吉見委員  私も継続審査がいいと思います。 ◎ 広田委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 広田委員長  御意見もないようでございますので,御意見等につきましてはこれで終結したいと思います。  先ほど継続審査という御意見等がありましたので,まず継続審査について採決いたします。  お諮りします。  陳情第6号,日本政府に「核兵器禁止条約の調印・批准をすることを求める」意見書採択を求める陳情についてを挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  陳情第6号について,継続審査とすることに賛成の委員の挙手を求めます。                            [挙手多数] ◎ 広田委員長  挙手多数であります。  よって,陳情第6号につきましては,継続審査にするものと決しました。  以上で,本委員会に付託されました事件は,継続審査に付されたものを除き,全て議了いたしました。  次に,当局より,報告第10号及び報告第21号について説明願います。
     -報告についての説明省略- ◎ 広田委員長  以上で,報告第10号及び報告第21号に関する説明は終わりました。  ただいまの報告について,何か御意見はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 広田委員長  ないようでございますので,その他委員の皆様から所管事項で何かございませんか。 ◎ 吉見委員  3件あります。  期日前投票のことで,本会議でも質問しましたけど,検討しますと言っているのですけど,場所の検討をしたのかどうか,それと経費が幾ら要るということを検討したのかどうか,お教えください。 ◯ 泉選挙管理委員会事務局長  一般質問での答弁で申し上げました検討してまいりますということで,今後の検討課題として考えてまいりますと申し上げたところで,現在,詳細について,どういうものであるということは申し上げることはできませんので,御理解賜りますようよろしくお願いします。 ◎ 吉見委員  2016年から検討すると言っているのですけど,まだ何もやってないということですか。 ◎ 広田委員長  小休します。                        [休憩 午前10時40分]                        [再開 午前10時48分] ◎ 広田委員長  小休前に戻り,再開いたします。 ◎ 吉見委員  2016年の答弁は,今後期日前投票率が大きく伸び,スムーズな投票所運営に支障を来すことが想定される場合は,期日前投票所の増設を検討すべきであり,そのための調査研究を進める必要があると認識しておりますが,昨年9月の定例会議においてもお答えさせていただきましたとおり,現在のところ,選挙管理委員会としては期日前投票所を増設するという考えには至っておりませんので御理解賜りますようよろしくお願いしますとなっております。  その前の,検討すべきであるというとこで,僕は検討してくれてるのやなと思って勘違いしておりました。今回の出口議員の答弁には,これらのことから期日前投票所の増設については,今後の課題として検討してまいりたいと考えておりますので,御理解賜りますようお願い申し上げますという回答ですので,検討して,場所とか金額とか,そういうとこがどうなるかということを検討お願いします。  次に,投票率の発表ですけど,市の広報には,期日前投票を除いた数字しか発表していませんでした。(9文字削除)もう一回載せろと言いましたら,6月も7月もほかの紙面がいっぱいでできないと言われてましたので,徳島新聞の火曜日欄に載せたらどうでしょうか。 ◎ 広田委員長  小休します。                        [休憩 午前10時50分]                        [再開 午前10時52分] ◎ 広田委員長  小休前に戻り,再開いたします。 ◎ 吉見委員  先ほどの発言の中に一部不適切な言葉がございましたので,取り消しさせていただきたいのですけど,委員長いかがでしょうか。 ◎ 広田委員長  吉見委員の方から,先ほどの発言の中で不適切な発言があった旨,取り消したいという発言がございました。  取り消すことに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 吉見委員  ありがとうございます。  選挙投票率を広報に載せてはどうかと思うのですけど,いかがでしょうか。 ◯ 泉選挙管理委員会事務局長  小松島市議会議員選挙選挙区につきましては,小松島市全体でございます。このたびの選挙結果につきましては,この選挙区の投票率といたしましては,既に6月広報に掲載済みでございます。その際には,情報として,投票所ごと投票率もあわせて掲載しております。吉見議員が御希望でございますのは,期日前投票あるいは不在者投票等投票区ごとに集計し直したものをもう一度掲載ということでございますけれども,投票区ごとの集計方法が異なるとはいえ,既に選挙区の投票率を掲載している以上,再度の掲載等につきましては,読者が困惑する可能性もあると思われるため,できかねますので御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ◎ 吉見委員  そしたら,徳島新聞の火曜日欄に載せるのもだめということですね。 ◯ 泉選挙管理委員会事務局長  そのとおりでございます。 ◎ 吉見委員  それでは,今度の参議院とか衆議院の投票率を載せるのは,これは全市一括で載せてるのでしょうか,どっちでしょうか。 ◯ 泉選挙管理委員会事務局長  選挙区が市内だけというものではございませんで,国政選挙等につきましては掲載しておりません。 ◎ 吉見委員  はい,それならわかりました。  それでは,次の市議会選挙からは投票区ごと,期日前投票を合算して載せてくださるようお願いします。  次に,本会議でも質問しましたが,消防分団と地域後援会組織の関係についてですが,消防次長は,消防団の質問が出るたびに,地元の御理解と御協力とか地元が育ててくれたとかいう言葉で答弁されておりますので,私も消防団の社会的な地位づけと起源について少し調べてみました。  社会的な位置づけについては,完全なボランティアではないにしろ,我が国で最大かつ最後のボランティア団体という位置づけであることがわかりましたが,その起源については,かなり歴史が古いようで,なかなか原点にまでたどり着けません。私は,消防分団と地域の消防後援会の関係を理解するには,歴史を知らなければ解決できないものと考えておりますので,消防団の起源から現在までを教えてもらえないでしょうか。 ◯ 堀淵消防次長  委員お尋ねの消防団の起源から現在に至るまでの歴史でございますが,これは享保3年,1718年にさかのぼり,8代将軍吉宗が南町奉行大岡越前守忠相に命じ,町火消しを編成させたことが起源と言われております。その経費は町人の負担であり,組員は無報酬とされておりました。その後,明治に入り,町火消し以前の武家火消しの定火消し,大名火消しは廃止されましたが,町火消しは,東京府に移管され,明治5年に消防組に改組されました。消防事務は明治14年に東京警視庁に移管となり,明治27年には勅令消防組規則が制定され,消防事務は知事の警察権に入り,費用は市町村負担とされておりました。大正に入り,消防組は国内治安を担当する警察の補助的な役割を果たしながら,急速に整備され,昭和に入ってからは,従来の水火災の鎮圧という主任務のほか,新たに防空任務が加わり,昭和14年勅令警防団令により警防団に名称を変更され,防空監視や,空襲爆撃化の救護活動にも任務が加えられました。戦後は,昭和22年勅令消防団令により,警防団という戦時体制下の消防は消防団として再出発することとなり,我が国の消防は明治以降警察機構の中にありましたが,昭和22年に日本国憲法地方自治法が施行され,翌昭和23年の消防組織法の施行により,名実ともに自治体消防に移行し,現在に至っております。私がこの消防団の御質問をいただくたび,地元の御理解と御協力をいただきとこのような言葉を使うのは,このような過去の歴史があり,本市消防団においても,過去からの地域住民の御理解と御協力をいただき,現在に至っていることを強く感じているからでございます。 ◎ 吉見委員  お答えいただきました。  ちょっとは調べたのですけど,そこまでとは思いませんでした。消防団の起源が暴れん坊将軍の時代までさかのぼるということは,少しびっくりしたところです。  消防団300年の歴史もよくわかりますが,時代に即した運用も検討いただけるようお願いします。  質問終わります。 ◎ 広田委員長  ほかに何か御質問等ございませんか。 ◎ 米崎委員  吉見委員さんの関連になるのですが,先般の,先ほど期日前投票ということであったのですが,先般,小松島市議会の選挙におきまして,期日前で2回というか投票されたという新聞記事が載っておりましたが,その件に関しまして,もう少しもしわかれば,どういうことがあったのかなと,一回教えていただきたいと思います。 ◯ 泉選挙管理委員会事務局長  先般の市議会議員選挙で二重投票,二重交付という形で発生したということで,報道にも資料を提供いたしました。1人の方が,一番最初のときには,入場券をお持ちでなくおいでて投票されておると。2回目には,入場券をお持ちになって投票されておるということなのですけれども,2回目の投票の際に,システム上,投票済みというポップアップが出るのですけれども,それを見落として更新をかけて,投票用紙を交付してしまったという件でございまして,御本人さんにもお会いもしたのですけれども,本人さんにおきましては,同じ市議会議員選挙投票したという認識ではなかったようでございます。 ◎ 米崎委員  先般ではないのですけど,この前の選挙においては,1票差で多分いろいろそういう議員さんにとっては非常に大事な,そういうことでなったと思うのですが,今回そういうことがあったと。今の話だったら,その人に関してはペナルティとかはなかったのでしょうかね。 ◯ 泉選挙管理委員会事務局長  ペナルティということではございませんが,どういう状態で投票されたかということもございましたので,警察の方へも届けまして,そういう悪質な,悪意があってしたという状況ではないということで,警察の方に届けたところでございますが,そのままということでございます。 ◎ 米崎委員  悪意はなかったという話にはなったという話ではございますが,結果わからんので,そうなのかなというお話にはなりますが。  その中で,ここの期日前投票,いろいろ僕この期日前投票,そういう事件というのが,これは語弊になるかもしれんけど,都会とかでは起こるのと違うのかなという懸念はあったのですが,まさかこういう地方でこういうことが起こるとは夢にも思ってなかったので。そういう体制で,たしか人員をふやすみたいなことを言われておったのかなというふうに記憶してるのですが,その点ちょっと。 ◯ 泉選挙管理委員会事務局長  このたびまた7月に参議院議員通常選挙がございます。同じく市役所の玄関ロビーにおきまして期日前投票所を設置するのですけれども,今回パソコンを使って,システムを使って受け付けをする担当者を,全て職員を当てまして対応するということで。職員として増員,市議会議員選挙においてということでございますかね。このときには,人を増員いたしまして対応いたしました。 ◎ 米崎委員  前に増員したということなのですが,先ほど今参議院議員選挙のことも,もうすぐ7月にあるのですが,それに関しても増員したりしていくと思うのですが,それで大丈夫なのかなというふうに思いまして,とりあえず7月の参議院議員選挙に関しまして,どのように対処されるかなと。 ◯ 泉選挙管理委員会事務局長  先ほどもちょっと申し上げかけたのですけれども,受付担当につきましては,従来は臨時職員等を配置しておりましたけれども,このたび市の職員を担当につけまして,対応するということで進めております。 ◎ 米崎委員  そのように対処してくれるということでありますが,年々更新,市の職員さんでなしにふだんから選挙に関してはいろいろな方が出ていかれていると思うのですが,更新をされると思うのですが,抜本的な改革をしてみなということを聞いたので,そういう意見が上がってきたので,こういう事件が起こらないようにしていただきたいなというふうに思っておることと,もう一つ踏み込んで,委員さんの改革というか,していただきたいなというふうに思っています。頑張っていただきたいと思います。結構でございます。 ◎ 広田委員長  ほかに何か御意見ございませんか。 ◎ 橋本委員  ふるさと納税制度にちょっとお尋ねしたいのですけど,この委員会で聞いてもいいですか。  市当局にお尋ねします。御存じのようにふるさと納税制度というものがございます。昨年度の小松島市に対するふるさと納税制度で入りましたお金と,それとお礼といってお返しをしとるでしょう,その金額を教えていただいて,差額実質上どれだけのお金が小松島市に入ったのでしょうか。教えてください。 ◯ 芳賀秘書政策課長  昨年度の寄附額といいますのは,1,480万5,000円でございます。それで,返礼品と申しまして,寄附された方に対しましては,返礼品を送付しております。ランキングといたしまして,主なものとして,ミカンですとかハモ,ちりめん,阿波牛,ちくわなど,返礼品として送付をいたしております。  議員御質問の,経費の方が622万6,080円,寄附額から差し引きまして,857万8,920円が収入ということになります。 ◎ 橋本委員  これ,小松島市に対するふるさと納税,余りにも少な過ぎると思いませんか。最近よくマスコミなんかで一生懸命頑張っておる自治体は,億単位のお金がふるさと納税で入っておるように聞いておるのですね。小松島市では,ふるさと納税を推し進めるために,全国に向かって発信といいますか,どういうようなアピールをなさっておるのか,教えてください。 ◯ 芳賀秘書政策課長  ふるさと納税の今後ますますの拡大,どのようにしていくかという御質問であろうかと思いますが,平成29年度から平成30年度に向けましては,返礼品の数を24品目から62品目にふやしたりとか,全国の方がふるさと納税の返礼品を見るサイト,このあたりを1つふやしております。取り組みといたしましては,また本年度返礼品の募集なども新たに行っていきたいと思っておりますので,御理解賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 橋本委員  このふるさと納税というのは,小松島市にどんどんとお金が入ってきますわね。それはお礼も出しますけど,しかしながら,このふるさと納税の金額が幾らふえても,国に対する地方交付税が削減されるということはないですね。ですから,やはり返礼品がこれですよという単なる品物の提示だけでなしに,小松島市がどんな魅力なまちなのかということをお知らせして,そして,こういうことで頑張っておるのだということを主眼にして,どうか小松島市にふるさと納税してくださいよというところを僕は主眼にするべきでないかなというふうに思うのですね。品物見て,ああ,これは有利だなと,これでふるさと納税してやろうかという人もおるかもわからんけど,やはり小松島市というまち,ここを大いにアピールして,そして,ふるさと納税を私は億単位にふやしてほしいですね。そのぐらいの気持ちを持ってやっていただけたら,これほど小松島市にとって有利なお金が入ってくる手段はないと思いますよ。というふうに思います。 ◎ 広田委員長  ほかにございませんか。 ◎ 吉見委員  ふるさと納税の関連ですけど,徳島新聞の12月13日に事業充当額が不明確という題で,小松島市も単一事業に充当して活用するのは困難として未公表となっているとあるのですけど,最近は使い道で選ぶふるさと納税となっておりまして,その方が余計集められるのでないかと思うのですけど,市当局はどのようにお考えでしょうか。
    ◯ 芳賀秘書政策課長  ただいまの委員の御質問でございますが,本市では,広く一般財源として活用しております。特定の事業にというあたりで,クラウドファンディングなどがございますが,現在のところは,まずは一般財源として活用できる広く事業に充てることができます現在のふるさと納税の制度を維持していきたいと考えております。 ◎ 吉見委員  日経の2019年1月28日によれば,全部が3割になったと。そしたら,品目で選ぶのでなしに,ちょっと市民も成長して,こういう使い道だったら私は寄附しようというふうなことができてきたと。それで,その中の一つがクラウドファンディングだと。小松島市も例えば本別町がやっているように本を充実しますから寄附してくださいと,あなたのやつは図書館の本になりますと,もう一つは,小学校の備品にやりますというようなことをやってるのですね,本別町は。ですから,そしたら,本の好きな人だったら本の方にやろうかというようになると思うのですけど,そういうふうにする考えはないでしょうか。 ◯ 芳賀秘書政策課長  ただいまの御意見でございますが,私といたしましては,そのような手法もあるというのは存じておりますし,いい制度だなとも考えております。ただ,秘書政策課の方でふるさと納税の事務を担当しておりますが,それではこのような事業があるからそれにふるさと納税で寄附を募ってというような事業を,現在なかなか把握できる状況でありませんので,そのあたりは今後の検討課題として考えてまいりたいとは考えております。 ◎ 吉見委員  そしたら,検討するのですね。いつまでにですか。 ◯ 芳賀秘書政策課長  検討するかどうか含めまして,今後考えてまいりたいと思っております。 ◎ 吉見委員  市長にお尋ねします。そういうふうにやる,部下に命令する意思はないでしょうか。 ◯ 濱田市長  庁内いろいろあります。保育前の教育とか学校施設の今言った備品,そして,また全国大会のスポーツの振興等々ありますけど,それを1つに決めるというのはなかなか難しいと思いますので,今後課題として検討させていただきたいと思います。 ◎ 吉見委員  担当者は知ってると思うのですけど,本別町だったら4品目5品目ぱっと書いてあるのですね。それで,自分はこれをやりたいのやといったら,その予算に上乗せしてやっていくというようなやり方と思うのですよ。小松島市もそういうふうにすればいいのでないでしょうか。 ◯ 西照総務部副部長  ふるさと納税,寄附していただくときに,本市の総合計画,いろんなまちづくりがあるのですけども,こういうふうな経費に充ててほしいというような欄がございまして,寄附していただく方というのは,その寄附額というのは,市でこういった事業に使ってくださいというような大枠はございます。当然ふるさと納税は一般財源になりますので,いただいた金額というのは寄附をいただいた方の趣旨に見合うよう市の一般事業に一般財源として充当しておるという状況でございますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  そういう手法の方が余計集まってる,してるということを頭に入れて,検討していただきたいと思います。 ◎ 広田委員長  ほかにございませんか。 ◎ 松下委員  吉見さんに関連で,ここまで応援するわけじゃないのですけど,ふるさと納税自体に合理性を持って,まずその中から収益を上げていく,収益を上げるのでなく地元の産品を発信していって,地元の企業を応援するという取り組みに持っていただき今こうやって取り組んでいただいていると思うのですけど,ただ,クラウドファンディングというところで最近いろんな自治体が取り組んでます。でも,これは大枠なのでなく,課題がぴんてあって,例えば和歌山県とかやったら,猫とか犬とかの去勢であったりとかワースト1位やから,それを改善しようというような取り組み,ピンポイントに絞ったら集まっていってるというような実例なのですけど,こんなもの,本市としても,検討というのですけど,ほんまに取り組んで何か絞ってワースト1位であったりとか,改善せないかん点てあるので,やってみて,取り組みとしてもいいのかなと。総務部長あたりと各所管の中でいろんな課があると思うのですけど,1回課題を洗い出して,何か1つ小さい目的に絞ってやっていったらええの違うかなと思います。これは意見なので別に御答弁は要りません。 ◎ 広田委員長  ほかにございませんか。 ◎ 松下委員  それともう一点なのですけど,選挙に関することで,立会人というところで,ほかの自治体は公募とかをしてるのですよね。というのは何かというと,このたび市議会議員選挙がありまして,いろんな有権者の方から何か言われました。いつも一緒の人がおるよなと。いつも一緒のようなあれやなというようなところで,何かというと,行きにくいなであったり,何でいつも一緒である必要があるのかなと。まだ事務的に確保せないかんと,これは必要なのですけど,今決め方として,密室というわけではないのですけど,例えば,御病気されたりとか年齢的なもので退任される場合,次に引き継ぐ場合,何か公募というものをしてないように思うのですけど,ほかの市町では公募でしたりもしてます。というのが年代の多様性,それをもとに投票率の向上,例えば若者が行くことによって,ほな来やというふうな話だったりもすると思うので,そういった取り組みもしてもいいのでないのかなと思うのですけど,御見解をお聞かせください。 ◯ 泉選挙管理委員会事務局長  現在立会人の方というのは,地域の協議会でございますとか,議員おっしゃっていただいたように前任者が退任されるときに御紹介いただいたりという形で選任いたしまして,お願いをしているところでございます。公募されているところもあれば,小松島市のようなやり方というのもあるとはというところでございますけれども,今後立会人の方を見つけていくに当たりまして,いろんな方法を考えていかなければいけないのかなというところもございます。ただ,この7月の参議院議員選挙につきましては,今までどおりで運用させていただきたいと考えているところでございます。 ◎ 松下委員  7月はちょっと急なのでなかなかできないと,実務的に人を公職選挙法で2名以上5人以下,各投票場を確保しないといけないので,難しいと思うのですけど,そういう門戸を広げるのは僕は当然やと思うので,検討といっても,要はするかしないか,手法といっても限られたものなので,そんなにあるものではないので,ぜひ取り組んでいただきたいと思います。 ◎ 広田委員長  ほかにございませんか。  なければ,私の方から1点だけ。  消防がきょうお見えでございますので,消防の方でお願いしたいと思います。  3月の定例会議の中でも報告があったのですが,1月25日にあった環境衛生センターの火災の件で,最終的に3月の定例会議のときに原因が発表されてませんでした。消防として,このときの火災の原因は何だったのか,また3カ月たってますので,原因はわかってると思うのですが,原因の報告は,多分私が聞き漏らしたのか,聞いてないのか,どちらかと思うのですが,原因がわかっておればお願いしたいのですが。 ◯ 堀淵消防次長  火災原因の調査については,これは非開示情報になっておりますので,部内の中でも消防本部だけで,市長さんまでも上げておりません。非開示情報でございます。原因については調査は上がっております。 ◎ 広田委員長  ということは,3月の定例会議のときも保険請求がどうのこうのというような話もあったのですが,保険請求の方は,これは総務の関係なのかな。保険請求はもう済んでるのですか。 ◯ 西照総務部副部長  衛生センターの職員の管理等の火災による損害賠償の保険なのですけれども,このたびの補正予算でも保険金の歳入という部分でお示しをいたしておりまして,原則的には市有物件の当該保険については,新たに建てかえ更新して後ということでございますので,具体の請求時期というのは,これからということになりますが,ただ,保険がおりる,歳入として受けるというような方向性には違いございませんので,よろしくお願いしたいと思います。 ◎ 広田委員長  ありがとうございます。 ◯ 孫田副市長  広田委員長からの御質疑は火災の原因は何であったのかということでございますが,先ほど消防本部から言ったように,消防本部としては,公の場で,ここで質問されたから一定漏らすことはできない,そういうことでまず御理解いただきたいと思います。  私の方からは,このたび,補正予算という形で建てかえの費用の4,900万円プラスアルファというような形で出さしていただいておりますので,私の方の指示としては,予算決算常任委員会で原因についても情報提供するという形で話してくれということを指示してございますので,予算決算常任委員会で明らかにしたい。そんなに大した原因じゃないですけれども,そういう形で御理解賜りたいというふうに思っております。 ◎ 広田委員長  ありがとうございます。  ないようでございますので,これより以降は,総務委員により協議を行いますので,ただいまからは市長の御挨拶を受けて,その後,行政当局には御退席していただきます。御了承いただきたいと思います。 ◯ 濱田市長  本委員会に付託されました議案につきまして,原案どおりお認めいただきましてありがとうございます。議員各位からは,貴重な御意見,そして御提言をいただいたところでございます。お世話になり,ありがとうございました。 ◎ 広田委員長  小休します。                        [休憩 午前11時24分]                        [再開 午前11時33分]                          (委員により協議) ◎ 広田委員長  これをもって,総務常任委員会を閉会いたします。                        [閉会 午前11時55分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....